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花粉症について [06/3/8]
 

花粉症がいかにも現代病であるかのような捉え方が気になっていたところ、編集長コラムで細川氏が取り上げたので、少し書いてみます。

今では一般に花粉症と呼ばれるようになっていますが、春季カタルと言ってずっと前から存在する病態です。アレルゲンと呼ばれる異物(スギ花粉などですが)の侵入にたいして IgE抗体(T型アレルギーの抗体ですが)がそれに対処する事で、主にヒスタミンと呼ばれる物質が増加します。このヒスタミンによってアレルギー症状が出現します。

治療は、抗ヒスタミン剤の内服や、経口ステロイド剤の摂取、局所ステロイド剤(点鼻薬などです)の投与などが行なわれます。中には、ステロイド薬(他にビタミンやら何やらを混ぜるのですが)を筋肉や皮下に注射する医者もいて、 ワンシーズンに一度の治療で済むとあって、なかなか繁盛しているところもあります。実はこれらは全て対症療法でしかなく、しかも副作用はいくつもあります。
レーザー治療など、暴力的も暴力的で話しになりませんが、ここでは触れずにおきます。

昨日、テレビで石原慎太郎が、東京都がスギの伐採を始める云々の話しをしていました。国が何も花粉症対策をしない事へのいらだちを見せていました。

スギの植樹が原因の一つであるのでしょうから、それも判らん事ではないのですが、よおーく考えてみて下さい。田舎へ行くと花粉症の症状がなくなったりしませんか。沖縄となると少し話しは変わるのですが、恐らく都会でのほうが症状は出易いようだし、都会に住む人よりも田舎に住む人のほうが花粉症罹患率はかなり低いはずです。

スギ花粉やダニや自動車の排気ガスやら、その原因は幾つも考えられるのですが、その事だけでなく、都市化(人がどんどん過保護になっている、と言う点での)によって皆が一種の過敏症体質である、と言えそうです。

食生活の見直しに始まって、やる事はいくつもあります。
過敏症体質を改善させる事のほうがよっぽど大事な事で優先させるべきなのに、一向にその気配が見られないのはどうしてなんでしょうか。
何でもかんでも対症療法で、は少し違っているように思えてなりません。

 
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