近頃はネールアートとか言って、従来のマニキュアもどんどんパワーアップしているようです。
我が診療所に来院される若い女性の多くも、色鮮やかなマニキュアで来られます。中には 1 週間や 2 週間もつけっぱなし、と云う方も多いようです。
季節感のある図柄であったり、魔法使いのような付け爪であったり、「そんなんでは鼻くそほじれんねえ。ボーリングできないねえ。」等と少し悪態をつきながら、でもいつも関心して見ています。
当診療所のナースなんか、爪(爪体といってマニキュアを塗る部分で、爪先ではなく)をせっせと研いでいたりします。
おしゃれはいいんだけど、でもかなりやり過ぎ、と言うしかありません。
塗っているものは何か、と言うと、直ぐに乾燥するようにしたラッカーやエナメルで、それにタール色素を溶かせています。
車のボディーになら問題はないんですが、生身の爪にはかなり危険ではあります。
爪の生え際への刺激はかなりのものですし、長期に渡って使用していると、恐らく爪自体が萎縮、変性して来るはずです。その上に、研いでいるとなると何をか言わんや、です。
更に、有機溶媒である除光液も同時に使用する訳ですから。
せめて、時には爪もおしゃれに、ぐらいにしておかれるべきだと思います。
上手に化粧していても素顔はきたない、と同じで、こんなのよい訳ないですよね。
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