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化粧品について、あれこれ
 

日焼け止め(サンスクリーン)化粧品のこと [06/6/6]

 

その2 昼は紫外線をカットで夜は美白?

年中日焼け止めが必要で、その上美白、美白、美白。

化粧品メーカーのあれだけの宣伝広告で、
いつしかそれが当たり前、
そうしなきゃならないような雰囲気がどうもあるようです。

我々の肌は、
紫外線を真皮層まで影響を及ぼそうとするレベルまで浴びると、
簡単に言うと、
メラニン色素を生成して、
このメラニン色素が紫外線を吸収する事で、
肌を守るようにできています。

化粧品メーカーの謳い文句のように、
Solution のほうで書いたようにおかしな表現なのですが、
美白化粧品が、 このメラニン合成を阻害するのであれば、
逆に紫外線の影響を受けやすくなりますよね。

と言う事は、
肌を老けやすくしている事に他ならず、
そのために年中紫外線対策は必要、って事になるんでしょうね。

化粧品メーカーは二度おいしい訳です。

ここでメラニンの復習をします。( Solution からの抜粋)

我々日本人は黄色人種ですから、
皮膚は一定以上の刺激、
(主に紫外線であったり、
物理的に強く擦る事であったり、
細胞レベルでの障害等)を受けると、
なんとかその刺激から守ろうとして茶色く(あるいは黒く)なります。

皮膚は大きく分けて、
表の皮膚(表皮)と本当の皮膚(真皮)から出来ています。
表皮はダメージを受けても再生されるのですが、
真皮は再生能力に欠けるので、
この真皮層まで刺激が及ぼうとすると、
何とか守ろうする訳です。
表皮の最下層である胚芽層(基底層)に存在する、
色を作る能力を持った細胞(メラノサイト)が色素(メラニン)を生成して、
なんとか刺激をこの色素に吸収する事で食い止めようとするのです
(胚芽層の細胞遺伝子を保護する目的で)。

夏場海水浴で黒くなるのはこのためで、
刺激がなくなればこの色素は吸収されてなくなるようになっています。
白人の場合は、メラノサイトのメラニンを生成する能力が低いため、
紫外線の強い地域では、皮膚へのダメージが大きい事になります。
逆に黒人は紫外線などの刺激にめっぽう強いと言う事になります。
そのため、大雑把に言うと、
白人の皮膚は老けやすく黒人の肌は老けにくいとも言えます。
日本人はその意味では、その中間ですので、
元来色黒の人は肌が強く、
色白の人(羨まれますが)は肌が弱い、シミが出来やすい、と言えます。

前回も触れましたが、
人間はその誕生時から、
紫外線を今と同じように浴びて進化してきたはずだし、
それで大きな問題はなかったはずです。

ただ、白人がアメリカ大陸や南半球へ進出して、
紫外線の強い地域で住むようになったごく一部の人たちにとっては、
皮膚がんの発生率が高かったり、
皮膚の老化がはやくすすむ等の問題はあって
(ましてオゾンホールの問題もあって)、
そのため紫外線対策は必要なんでしょうが、
今の日本での紫外線への対応は、
あまりにも煽られ過ぎ、の感は否めません。

雪焼け対策、登山者の紫外線対策、夏場の日焼け対策、
これなどの過度の紫外線対策は必要なので、
日焼け止め化粧品はこの場合は大いに役立つのですが、
真冬での紫外線対策や、
常にサンスクリーン効果のあるファンデーションの使用などは、
ハッキリと言っておきますが、
全く無用であるし、逆に有害ですらあります。

日焼けは何が何でもいや、と言う方は多いと思いますが、
あまりに日焼け止め化粧品に頼るのは危険でもあるので、
次回は、日焼け止め化粧品はどのようなもので、
それではどう紫外線対策をすればよいのか、について話そうと思います。

 
 
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