心斎橋中央クリニック 西川 浩院長が本音で語る“美と健康”

 
   
 
 
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子供の紫外線対策について
 

ちょっと気になっている事があって、
再度日焼け止め化粧品の事を少し。

小学校でプールの授業が始まっていますが、
先日、2年生の娘が言うには、
日焼け止めクリームを全身に塗って、
さらにラッシュガードを身につけている子がいると聞きました。
先生は見て見ぬ振りだそうです。

ああ、そこまで来ているのか、という感想なのですが、
子供用、幼児用のサンスクリーン化粧品は、
いつの間にやら、山ほどの商品が販売されています。

中には、幼児期からの紫外線対策の必要性を唱えている医者と
共同で開発した肌に優しい商品(いつもながらの事ですが)と
銘打ったものまであります。

サンスクリーン化粧品については、
このコーナーで書いた通りなんですが、
例えば、日本とは気象条件の違う海外等で、
過度な日焼けを避ける目的で、
子供に使用するのは良いでしょうが、
学校のプールの授業で使用するのはちょっとやり過ぎではないでしょうか。
しかも、その化粧品、プールの水に溶解しないんでしょうか。

幼児用、子供用と謳うこの手の化粧品、肌に優しいと言いながら、
やっぱり合成界面活性剤と合成ポリマーのオンパレードです。

紫外線の悪影響と、
上記の肌には決してよくない商剤の悪影響とを秤にかけて、
さてどちらが良いかって事になるのですが、
夏場、紫外線にあたる機会があれば必ず日焼け止め対策が必要で、
しかも幼児の内からというのにはどうもその根拠は希薄です。

オーストラリアやニュージーランドのように、
オゾンホールの影響が深刻で、
しかも、過度の紫外線を防ぐ能力に欠けている白色人種が、
幼児期からの紫外線対策が必要であるのとは事情が全く異なります。

例の子供の親御さん、
子供の頃に学校のプール授業で浴びた紫外線で、
何か問題があったのでしょうか。
恐らく何もないはずです。

ただ、紫外線を過度に悪者扱いして、
商品の販促に利用するものが多い時代ですから、
そのうちにプールの授業を拒否しだすものまで現れても、
おかしくないような気はします。

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