2007/8/8 水曜日

カフェインは女性の物忘れを防止する

Filed under: 食生活, 精神疾患 — info @ 13:23:46

■Neurology Vol.69:P.536-545

1日にコーヒーや紅茶3杯分のカフェインは高齢女性の物忘れを防止することが、フランスの研究で明らかになりました。

フランス国立保健医学研究所の研究チームは、フランスの3つの都市の65歳以上の男女7000人(平均年齢74歳)を対象に、1日にどれくらいのコーヒーや紅茶を飲むかを調べ、記憶力についてのいくつかのテストを受けてもらい、2年後と4年後にも、再度、受けてもらいました。

その結果、1日に3杯のコーヒーや紅茶を飲む習慣のある女性は、1杯しか飲まない女性に比べて、記憶力テストのスコアの低下が小さいことが分かりました。特に、言葉の記憶において顕著でした。コーヒーか紅茶、何を飲んでいるかは関係なく、飲み物に含まれるカフェインの働きによるものと考えられています。

ところが、男性では女性のような効果は確認できませんでした。これは、カフェインの感受性が女性のほうが優れているからではないかと考えられているようです。

[コメント]

日本の厚生労働省の研究でも、コーヒーの結腸ガンの予防効果は女性だけにみられるとされていました。とにかく、カフェインは女性に効くようですね。それもその働きは多彩です。物忘れの予防にもなるなんて驚きました。ただし、これまでの研究では、カフェインはアルツハイマーなどの痴呆を予防する働きは認められているわけではありません。

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