2007/10/24 水曜日

食生活とライフスタイルが女性の心臓発作のリスクを左右する

Filed under: 食生活, 生活習慣 — info @ 14:05:45

■Archives of Internal Medicine

健康的な食生活と適度な飲酒、そして、適度な運動を通じて、適正な体重を維持すること、タバコを吸わないライフスタイルが、女性の心臓発作のリスクを低くすることが、スウェーデンの研究チームの研究で明らかになりました。

スウェーデンのカロリンスカ研究所のAgneta Akesson博士らは、24,444人の閉経後の女性を対象に、食物摂取頻度調査(food frequency questionnaires)による食生活調査を実施しました。調査をスタートした1997年には、被験者には心臓疾患にかかっている女性はいませんでした。

平均6.2年の追跡調査の後、308人の女性が心筋梗塞を患っていました。心臓疾患のリスクを左右していたのは、野菜や果物、豆、そして、アルコールの摂取量でした。

健康を維持する食生活とライフスタイルは、野菜や果物、豆、そして、精製度の低い穀物、魚を豊富に食べること、また、適量の飲酒、さらには、タバコを吸わないこと、適正体重の維持、適度な運動でした。

[コメント]
健康的な生活を実現するための答えは明確に出ているようです。

 

2007/10/18 木曜日

肥満の真の原因は?

Filed under: 食生活, 生活習慣 — info @ 12:16:20

■REUTERS

現代は、普通に生活をしているだけで体重が増えるような社会になってしまったことから、肥満の原因を個人の食べ過ぎや運動不足等の個人の責任だけに求めるだけでは、肥満対策を誤ると、イギリス政府のシンクタンクが警鐘を発しました。

これは、イギリス保健省がスポンサーとなって実施された2年間に渡る肥満の原因に関する調査プロジェクトの見解として発表されたもので、250人の専門家や科学者がかかわったとされています。

20世紀の技術革新によって、簡単に高カロリー食をとることが出来るようになったにもかかわらず、身体を動かす機会がうんと減ってしまい、多くの人々を肥満に導いたとしています。そして、そのことは、人間の身体は生物学的に環境の影響から逃れることが出来ないようなつくりになっていることから、決して、肥満の原因を個人の責任だけに求めることが出来ないと主張、この“肥満という現代病”を撲滅するのに、最低30年はかかるだろうとしています。

政府は、これまで肥満が医療費を顕著に増大させることから、肥満を減らすべく、特に、子どもに健康的な生活をし、食べ過ぎや運動不足を戒めるように啓蒙してきました。

ところが、専門家は、現代の肥満の真の原因は個人の生活習慣によるものだけでなく、問題はそれほど単純なものではないことを、政府が、正しく認識することから始めなければならないといいます。

そして、この問題は、一朝一夕で解決できることはなく、環境問題と同様に、例えば、政府が交通機関を規制することで、もっと、人々が運動するようなシステムを構築するような対策が必要であると指摘しています。

もしも、この傾向が続けば、2050年には、60%の男性、50%の女性、そして、25%の子どもが肥満になるだろうと予測しています。

[コメント]
一方で生活習慣病の予防を推奨しながら、一方では景気を刺激するために、医療や食の規制を緩和しているのは、ある意味で、消防署が放火してまわっているようなものであることは、日本も同様ではないでしょうか?どんな社会をつくるのかという最も大切な理念や視点が政治から欠落していることが根本の原因といえるかもしれません。

ただ、現実の問題としては、そのことを期待してもむなしいだけなわけですから、やはり、個人で、自分の身を自分で守ることが、やはり、最重要になってくるのでしょうね。

 

2007/10/10 水曜日

低脂肪な食生活は女性を卵巣がんにかかりにくくする

Filed under: 食生活, ガン — info @ 18:35:44

■the journal of the National Cancer Institute

低脂肪な食生活は女性を卵巣がんにかかりにくくすることが、アメリカの調査研究で明らかになりました。

シアトルのthe Fred Hutchison Cancer Reaerch Center のRoss Prenticeらの研究チームは、閉経後の女性の疾患の発症予防対策を評価することを目的に実施された臨床試験「Women’s Health Initiative」の一部として、48,835人の閉経後の女性を平均8.1年間に渡って追跡調査しました。

被験者の女性を2つのグループに分けて、一方のグループ(19,541人)には脂肪の摂取をエネルギー量で20%減らし、野菜や果物の摂取を増やしてもらいました。そして、もう一方のグループの女性(29,294人)には、それまで通りの食生活をおくってもらいました。

その結果、最初の4年間はグループ間に顕著な違いがみられなかったのですが、後半の4年間では、脂肪の摂取を減らし、野菜や果物を増やしたグループのほうが、対照群に比べて、卵巣がんの発症リスクが40%低下しました。

このことから、閉経後の女性にとって、脂肪の摂取を減らし、野菜や果物を豊富に摂取すれば、卵巣がんのリスクが低くなることが分かりました。

[コメント]
脂肪を少なく、野菜や果物を多く食べることは、卵巣がんに限らず、乳がんや子宮などの発症リスクを低減させることが、これまでの試験で確かめられています。

長期間に渡る食生活の嗜好は、結局、女性ホルモンがプラスに働くか、マイナスに働くかに大きく影響していることが明らかです。

食生活と肌の老化度の関係

Filed under: 食生活, ビタミンC, スキンケア — info @ 16:26:13

The American Journal of Clinical Nutrition

ビタミンCの豊富な食生活をおくっている女性は、そうでない女性に比べてしわが少なく、植物性脂肪酸であるリノール酸の豊富な食生活をおくっている女性は、乾燥度において肌の老化が少なく、高脂肪、高炭水化物の食生活を送っているは、しわが多いことが、1974年から1974年にかけて実施されたアメリカの全国健康・栄養調査Ⅰ(National Health and Nutrition Examination Survey Ⅰ)のデータを分析することで明らかにしました。

アメリカ全国健康・栄養調査では、4,025名の40~74歳の女性を対象に、食生活と栄養状態についての詳細な面接調査を実施し、皮膚科医がしわや皮膚の乾燥や萎縮について評価しました。

その結果、年齢やサプリメントの摂取、人種、学歴、紫外線の影響、収入、更年期の症状の有無に関係なく、食事からビタミンCを豊富に摂取している女性にはしわが少ないことが分かりました。

[コメント]
野菜や果物を豊富に食べる食生活をおくる女性はお肌の健康度が高いと解釈するべきではないでしょうか?

しわや乾燥等の肌の老化度は、決して、ビタミンCの摂取量だけで決まるものではないからです。野菜や果物には、ビタミンCだけが含まれているわけではなく、その他のビタミンやミネラル、抗酸化物質が豊富に含まれているはずです。

その証拠にお肌の状態はサプリメントの摂取に関係なかったと報告されています。つまり、ビタミン剤の摂取にはさほど美肌効果は期待できないとうこと、あくまで、食べ物からさまざまな栄養成分を摂取することが大切だということだと思います。ビタミンCだけの働きによるものと結論づけたほうが分かりやすいし、注目度が高まることは間違いありませんが・・・

 

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