2007/9/6 木曜日

食品添加物は子どもの多動症を招く可能性

Filed under: 食生活, ADHD — info @ 12:42:32

■The Lancet

合成着色料や保存料等の食品添加物が3歳から9歳の子どもの多動症(集中力が低く、落ち着きのないこと)を悪化させると、イギリスのサザンプトン大学の研究チームが医学専門誌「ランセット」に発表しました。

153名の3歳児と144名の8、9歳児を、それぞれ2つのグループに分け、一方のグループには、安息香酸ナトリウム(保存料)と2種類の着色料を添加したジュースを、もう一方には無添加のジュースを飲んでもらいました。着色料は、食用黄色5号(サンセットイエロー)、アゾルヴィン(日本では使用不可)、食用黄色4号(タートラジン)、食用赤色102号です。試験で使用されたジュースは、イギリスの子どもにとってはポピュラーなもので、試験の実施者も被験者である子どもも、いずれのジュースを飲んでいるのかは知りませんでした(二重盲検法)。

その結果、添加物入りのジュースを飲んだ子どもは、無添加のジュースを飲んだ子どもよりも、多動症の程度を示すスコアが高かったとのことです。

これまでも食品添加物が落ち着きのない子どもを増やすのではないかと懸念されてきましたが、必ずしも食品添加物の影響とは断定できないとする専門家もいるようです。

[コメント]

ADHD(注意欠陥多動性障害)と呼ばれる落ち着きのない子どもは日本でも増えていると言われています。そして、その原因としては、さまざまな要因が挙げられているようで、今回の報告でもあった食品添加物の摂りすぎも含めて、食生活の乱れを指摘する専門家も少なくないようです。

いずれにしても、バランスのとれた食生活という基本に立ち返る必要がありそうです。

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