2007/11/27 火曜日

男性ホルモンが高い男性は死に至る病気にかかりにくい

Filed under: 病気, 更年期障害 — info @ 12:53:35

■the journal of Circulation

テストステロンの濃度の高い男性ほど心臓発作、その他の致命的な病気にかかりにくいことが、イギリスのケンブリッジ大学の調査で明らかになりました。ただし、テストステロンを補充することのメリットとリスクは未だ明らかにはなっていないので勧められないとしています。

1993年から1997年にかけてから2003年まで、40歳から79歳の男性、11,606名のテストステロンの血中濃度を図ったところ、 テストステロンレベルの上位25%の男性はそれ以下の男性に比べて、心臓発作やその他の心臓病、ガンやその他の疾患で死亡するリスクが41%低いことが分かりました。

このことから、テストステロンレベルが低い男性は、心臓病やガンなどの致命的な病気のリスクが高いと考えなくてはならないとしています。

[コメント]

男性ホルモンは、年齢とともに減少していきますから、男性ホルモンの血中濃度は低くなってくると、さまざまな病気にかかりやすくなることは、避けられない老化現象なのでしょう。

ただ、女性の場合の女性ホルモンの減少ほどではないことから、身体や精神面への影響も女性の更年期障害ほどではありませんので、さほど関心が払われなかったのかもしれません。

ところが、最近は、男性でも更年期障害はあるとして、アンチエイジングクリニックなどでは、男性ホルモン補充療法が勧められたりしています。

女性のホルモン補充療法でも子宮がんや乳がんにかかりやすくなるというリスクも報告されていますが、男性ホルモンの補充によっても、前立腺がんのリスクが高まるとされていて、減少するからといって、安易に、補充すればいいというものではないと今回の研究チームでも警鐘を鳴らしています。

男性ホルモンの減少スピードが遅くなるように心がけることが大切なようです。

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