★安全評価決定の経緯とは?
西川:いったい、何を基準に算出したのかな?
細川:まずは、1日摂取量の上限の70〜75mgですが、これは、イタリアの研究で、 閉経後の女性が、大豆イソフラボンを、1日に150mgを5年間、摂取し続けたところ、子宮内膜増殖症の発症が確認されたというのがあって、この1日150mgをヒトにおける健康被害が出ることが、懸念される量と考えたとしています。
そして、個人差等を勘案し、その半分の量の75mgを安全な摂取量の上限に設定したようです。
西川:1つの試験結果だけで?
細川:そのようですね。
西川:それに、閉経後の女性の子宮内膜が増殖したことが、健康被害と言えるんかい?
細川:まあ、何らかの影響が出たというところでしょうか?
ただ、少なくとも、この試験を実施した研究者たちは、被害とは認識していなかったようです。
大豆イソフラボンの更年期の女性へのエストロゲン補充効果と認識しています。
西川:よく分る。
まあ、 そのような試験結果を、安全な摂取量の上限の基準せざるを得ないところに、苦労が垣間見れるとしときましょか(笑)。 |