シミが出来やすい肌、出来にくい肌、と言うのは確かにあると思います。これは,肌が強い、弱いともかなり関係していますし(アレルギー疾患は別として)、前回までに書きましたが、色が白い、黒い、とも多いに関係します。また,紫外線の強い地域に住んでいるかどうかでも異なるでしょうし、当然加齢によって出来やすくはなります。
出来たシミについての治療法については、前回、前々回で話しましたが、出来てしまったシミを消しても、新たに別のシミが出来たんじゃあ仕方ないので、その予防は確かに大事になります。肝班のように、その成因が明らかでないものについては、予防云々のしようがない(それでも紫外線対策や抗酸化の点での対処法はない訳ではありませんが)のですが、その他のものについては、幾つか予防法は考えられます。
何回かしつこい位書きましたが、シミが出来るのは、色を作る細胞が何らかのダメージを受けている訳ですから、そのダメージを受けないようにする事です。
つまり、
◇ 顔(特に頬骨、鼻骨、こめかみの部分)を普段から強く擦らない事(強く擦ったほうがきれいになると思って、日夜強くマッサージをおこなっていると、大抵その部分はくすんできます)。
◇ 化粧自体は(誰が何と言おうと)肌によい訳はありませんから、出来るだけ、化粧をしていない素肌の時間を長くとる事。
◇ 顔が赤くなるような日焼けは、加齢とともに出来るだけ避ける事(近頃は,真冬でもせっせと日焼け止めクリームを使用している方が多いようですが、真冬に日焼けは考えられず、これはちょっとやりすぎ)。
◇ 基礎化粧品で、特に植物性油脂は避ける方が無難です。詳しくは書きませんが、油自体の酸化は避けられず(そのための酸化防止剤が多く必要で、これがまた肌に良くなく、無添加、自然派なんてのは全く当てになりません)、ものによっては,顔にカビを塗っているような代物もあったりするので。
その方の肌の状態なりライフスタイルによって、その他対処法は幾つもあるのですが、極一般的、と言うか根本的に最低限は気をつけていただく必要のある事を書いてみました。
十分な睡眠や、ストレスのない生活,正しい食生活など、まあ当たり前の前提かもしれませんが、そうストイックな、生真面目な生活を誰もがおくれる訳ではないので、何かよい化粧品やサプリメントを紹介できればよいのかも知れませんが、これはやはり個々でその使用法が異なり、一般的と言う訳にはいきません。次回(最終回)、この点で、少し興味深い話を紹介します。 |