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2005/12/29
 
ビタミンDはガンにかかるリスクを低減させる
 
■the American Journal of Public Health
 
専門家は、大腸ガンや乳ガン、卵巣ガンを予防するために、もっとビタミンDを摂取するのがよいことが研究によって確かめられたと、12月28日に発表しました。
 
カリフォルニア大学サンディエゴ校ムーアガンセンターの研究チームは、1966年から2004年までの間のビタミンDと特定のガンとの関連を調査した63の研究を検討した結果です。それらの研究の中には、長期間に渡る大規模なものも含まれています。そして、研究チームの一員は、ビタミンDがガンを予防することは、喫煙が肺ガンのリスクを高めることと同じくらい明らかであり、ビタミンDのようなガン抑制力をもつ物質はほかには存在しないとして、政府や行政機関は食品にもっとビタミンDを添加するように指導すべきだとしています。
論文は、ビタミンDの不足によって、毎年、数千人が大腸ガンや乳ガン、卵巣ガンによって早くに亡くなっていると結論づけています。
ビタミンDは、牛乳や添加されたオレンジジュースや乳製品等に含まれています。通常は100IUほど含まれています。サプリメントの摂取は、1日の摂取量を1000IUに増やすのが望ましいとしています。さらに、太陽の光を浴びることで生成されるビタミンD量が少ない地域に住む人は特に重要であるとしています。
 
【コメント】
ビタミンDは、これまで、それほど脚光を浴びてきたビタミンではありません。働きとしては、カルシウムの吸収を促進し、血中のリンを骨に沈着させるといわれてきました。そのため、運動不足や日にあたらない生活をしていると不足することで骨が弱くなるとされてきました。
また、今回の発表では、1日に1000IUをサプリメントで摂取することを勧めていますが、合成のビタミンDを過剰に摂取することの害も一方では知られていますので、あくまで、論文の段階であることから、今後の研究動向を確かめたほうが無難なように思います。
 
 
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