試験は、年配者に特有の骨粗しょう症や摩耗によるひざ痛を抱える平均年齢59歳の1,583名を対象として実施されました。対象は、1日にグルコサミンを1,500mg与えられるグループ、1日にコンドロイチンを1,200mg与えられるグループ、その両方を与えられるグループ、処方薬である鎮痛剤「Celebrex」を1日に200mg与えられるグループ、そして、プラセボ(偽薬)を与えられる5つのグループに分けられました。
その結果、グルコサミンとコンドロイチン摂取グループは、改善した割合がプラセボグループのそれよりも、有効性の指標とした20%を上回ることはありませんでした。
ただし、研究者は、より痛みが強い被験者には、改善した割合が79.2%と、プラセボの54.3%を約25%上回り、有効性を示したようだと付け加えています。
この結果について、試験に携わったユタ医科大学の研究者は、特に骨粗しょう症の患者に、臨床医として、以下のようにアドバイスしています。それは、体重を減らすことや適度な運動、市販の薬、そして、必要とあらば、非ステロイド系抗炎症薬も利用し、それでも酷い痛みがあるのであれば、サプリメントの働きに期待することを検討したいと。
そして、グルコサミンとコンドロイチンの組み合わせで試してみるべきだとしています。
また、論文の共同執筆者であるメリーランド医科大学の教授は違った観点から、試験に使用したグルコサミンの形態が、塩酸グルコサミンであったことに問題があるという見解を述べています。いくつかの論文から、グルコサミンサルフェイトを使うべきであるとしています。
そして、グルコサミンサルフェイトは、1日に1,500mgを、12週間続けてみるとよいとしています。3ヶ月経過して、改善がみられない場合は、止めるべきであるとしています。
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