70代以上の男女、1000人以上を対象とした研究で、緑茶を多く飲む人ほど、認知障害のリスクが低くなることが判明しました。試験の結果は、緑茶に含まれる成分が、アルツハイマーやパーキンソン病にみられる脳細胞の損傷を予防するという試験管内の実験を証明するものでした。
この試験を実施し、American Journal of Clinical Nutrition にて発表した東北大学大学院の医学部の研究者グループは、日本では、ヨーロッパや北アメリカに比べて、特にアルツハイマー病のような痴呆が少ない要因かもしれないとみています。
試験では、被験者に食事の内容や体の健康状態や生活習慣全般についてのアンケートに回答してもらい、記憶力や注意力、言語力の試験を受けてもらいました。その結果、1日に2杯以上の緑茶を飲む老人は、1週間に3杯以下しか飲まない人に比べて、認知障害のリスクが半分でした。1日に1杯の緑茶を飲む人のリスクは、その中間でした。
ただし、その要因はよく分っていません。
試験は、観察研究であって、比較試験ではなく、さらなる研究が必要であるとしています。
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