|
|
| HOME 》 NEWS&COMMENT 》 06/04/20/01 |
|
|
|
 |
|
|
|
| 2006/4/20 |
|
| |
|
製薬会社は売り上げを伸ばすために病気を創り出している |
| |
|
| ■BBC NEWS |
|
|
| 製薬会社は売り上げを伸ばすために病気を創り出していると、オーストラリアの大学の研究者が製薬会社の販売戦略について、批判し、警鐘を鳴らしています。 |
| |
★「Disease-mongering」=病気でない人を病気に仕立て上げること
それほど心配する必要のない状態であるにもかかわらず、病気であるかのごとく仕立て上げる(Disease-mongering)ことで、製薬会社は、市場を創出していると、オーストラリアのニューカッスル大学の研究者は、the Public Library of Science Medicine 誌に発表しました。
例えば、アメリカでは、半数近くの女性が性的な障害があると一般大衆に信じさせようとしたり、コレステロール値や骨密度が正常の範囲ではないというだけで、病気であると診断したり、、さほど心配するレベルにないむずむず脚症候群や過敏性大腸などと誇張したりするというのです。
そして、Disease-mongering(病気でない人を病気に仕立て上げること)は、病気とされる範囲を広げて、薬や治療の市場を拡大することであるとしています。
★キャンペーンは常套手段
製薬業界の資金提供によって実施されるさまざまな病気の啓蒙のキャンペーンは、病気の予防や健康の維持についての啓蒙や情報提供よりも薬の売り上げ上げるように企画されいます。
また、論文では、医師や患者、患者団体は、このような製薬会社のマーケティングにひっからないように注意を呼びかけています。本当に投薬や治療が必要な状態であるのかどうかについて、慎重に見極める必要があると警鐘を鳴らしています。
|
| |
| 【コメント】 |
EUの医薬品監視に関するベルリン宣言の中で、この「Disease mongering」を病気作りとして、次のように説明しています。
限られた必要性しかないもの(特に新薬)を、より多くの人に処方されるように、マーケティングに仕掛けをつくり、オピニオンリーダーや大衆メディアを利用することで、医薬品会社は、例えば、男性型脱毛症用剤)新たな適応を作り出している。急速に広まる市場は爆発的なマーケティングと同じ効果を持っている。うつ病キャンペーンも、不必要な患者を抗うつ剤の危険にさらすことにつながっている。
いかがでしょうか?
このように、この
「Disease mongering」は、決して、今回、報道されているオーストラリアの研究グループのオリジナルなアイデアではありません。世界的に共通の認識であるようです。
日本においても、コレステロール値や血圧の基準値を操作するだけで、何万人という健康な人を、高脂血症や高血圧症という病人に仕立て上げられています。そして、そんなふうに病気に仕立てられると、皮肉にも、健康への意識が高い、真面目な人ほど、必要性が限りなく低く、要するに、副作用しか期待できない薬をせっせと飲むことになります。
まずは、患者である消費者自身が、信頼のおける医師を選別すること、そして、薬の服用に関して医師まかせにせずに、自ら情報得て、判断することが、ますます求められているようです。
|
| |
|