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2006/4/28
 

糖尿病の増加は肥満のせい

 
■WebMD Medical News

米国でかつてないほど糖尿病患者が増えている理由を新規研究がはっきり示している。それは肥満である。

 

米国では糖尿病が流行している。肥満も流行している。それは決して偶然の一致ではない。

米疾病管理センター( CDC )の統計学者 Linda S. Geiss 氏が参加した新規研究では、新たに診断された糖尿病患者のみを調査の対象とした。その研究によって、実際に糖尿病患者がますます増加していることが明らかになった。そして糖尿病に影響するその他の因子について調整したところ、糖尿病の人々には、圧倒的に、ある共通点がみられることが研究から明らかになった。肥満または過体重である。

「この研究は、肥満が糖尿病の増加の主要な要因であることを裏付ける」と Geiss 氏は WebMD に語っている。

Geiss 氏らは、約 31,000 人の米国人の全国標本から毎年収集したデータを分析した。健康状態および人口統計学に関する詳細なデータに加えて、各被験者に、これまでに医師から糖尿病だと言われたことがあるかどうかを尋ねた。

1997 年から 2003 年までに、診断された糖尿病の発生率は 41% 増加した。 2003 年には、正常体重者 1,000 人あたり 2 人が糖尿病であった。同じ年に、肥満者 1,000 人あたり 18.3 人、および過体重者 1,000 人あたり 5.5 人が糖尿病であった。

それらは、自分が糖尿病であることを知っている人々だけを含む数値である。糖尿病であってもまだ診断されていない人々が大勢いる。

Geiss 氏らの知見は『 American Journal of Preventive Medicine 』 5 月号で報告されている。

その他の因子が関与

肥満が、糖尿病と新たに診断されることの最大の予測因子であることは間違いない。しかし唯一の予測因子ではない。

「年齢、人種、および教育レベル、これらはすべて糖尿病と関連がある」と、 Geiss 氏は述べている。「人種は体格以上に影響する。それは、単にある民族の体重が重いというだけではない。遺伝の影響の可能性や、あるいは、これらの群においては過体重であることが、より有害な作用を及ぼす可能性がある」。

しかしながら、人種や年齢についてはどうしようもない。体重に関連する糖尿病リスクについては、できることがたくさんある。

「高リスクの人々の糖尿病は予防可能である」と、 Geiss 氏は述べている。「それには、小さなことだが明らかに難しい、生活習慣の改革が必要だろう。例えば活動的になり、体重を少し減らすことである。われわれは、地域住民レベルでそれに役立つ有効な対策を見つける必要がある」。

この目的のために、 CDC は、糖尿病と肥満に関する初めての学会を今年 5 月に開く予定である。

 
【コメント】

糖尿病に限らず、肥満が健康によくないのは自明の事です。
人間は(生物全てに言えそうですが)、不足する事には辛抱強い、と云うか不足の事態に対処できる仕組みは多いのですが、過剰に対しては、それを守るようなシステムはあまり持ち合わせていないようです。

食べるものには事欠かない、食べるものが余る、なんて時代はかつてなかったはずです。

   
 
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