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2006/11/14
 

週に3回魚を食べる人は痴呆症になりにくい

 
■Achives of Nephrology NOV.2006;vol63:pp1545-1550

 

必須脂肪酸DHAの血中濃度が週に3回魚を食べる人のレベルにあれば、
痴呆症になるリスクが半分になることが、アメリカの調査で明らかになりました。

 

U.S Department of agriculture Human Nutrition Research Center on Aging At Tufts University の研究チームは
900人の痴呆症にかかっていない55〜88歳の健康な男女を対象に、
食事内容と血中のDHAレベルをチェックしました。

その結果、9年間に99人が痴呆症に、71人がアルツハイマー病にかかったのですが、
血中のDHA濃度が週に3回魚を食べる人のレベルにある人は、
痴呆症にかかるリスクが47%低く、アルツハイマー病でも39%低いことが明らかになりました。

 
【コメント】

DHAはドコサヘキサエン酸という不飽和脂肪酸の1つで、
さけやさば、いわしなどの青魚に豊富に含まれています。

魚を食べれば、頭が良くなると、盛んに宣伝されていますが、
それは、このDHAを豊富に含むえさを食べさせたラットの方が、
学習や記憶能力に優れていたという実験データを拠所にしているようです。
人間の場合には、不足すると学習能力が低下することが十分に予測されますが、
大量に摂取したからといって、頭がよくなるかは、誰にもわかりませんね。

ただし、老人性痴呆に対する改善効果については、これまでにも報告されています。

とにかく、週に3回以上、魚を食べることは、
トータルの健康のためにもよいのではないでしょうか。