研究チームのリーダーは、成長ホルモン補充が長生きさせるという証拠はないだけでなく、
間接肥大や手根管症候群、糖尿病等の副作用のリスクを引き起こすと指摘しています。
研究チームは、多少肥満気味であること以外は健康な成人を対象にした31の研究論文を調べたところ、
成長ホルモンを補充することによって、
筋肉を2kg以上増やし、体脂肪を同じくらい減らす効果があることを確認しました。
ところが、骨密度やコレステロールレベル、酸素消費レベルは影響を及ぼすことはなく、
成長ホルモンによる健康増進効果は認められなかったとしています。
イギリス内分泌学会の会長でオックスフォード大学の教授は、
健康な成人が成長ホルモンを補充するのは勧められないと指摘しています。
また、アメリカの専門家は、成長ホルモンは筋肉増強や体脂肪の低減には効果的であるが、
必ずしも、精神的に安定したり、老化を遅らせたり、身体機能が向上するようなことはないとして、
衰弱して集中治療が必要な患者に投与したところ、
死亡率が2倍になったとして、
成長ホルモンの補充はもしろ、危険なことであるとしています。
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