心斎橋中央クリニック 西川 浩院長が本音で語る“美と健康”
 
 
 
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2007/1/24
 

マルチビタミン製品の半数以上が不合格(アメリカ・コンシューマラボ社製品テスト)

 
■REUTERS

 

アメリカのコンシューマラボ社は、
マルチビタミンミネラルの21種類の製品の品質テストをした結果、
11種類の製品が不合格だったことを発表しました。

 

不合格になった理由として、以下の4項目を挙げています。

・有害物質(鉛)が高濃度で含まれた
・含有成分量が表示ラベル量に満たない
・含有成分量(ビタミンA)が表示ラベルを上回っていた
・溶解しない

■有害物質(鉛)の含有について
女性向けのマルチビタミンサプリメントは1日の推奨摂取量中に15.3μgの鉛が検出されました。
この量は、サプリメント中の鉛の含有量を規制している唯一の州である、
カリフォルニア州の基準の10倍以上でした。

■含有成分量について
ある子ども向けのマルチビタミンサプリメントには、
ビタミンAが表示ラベル量の216%の量が含まれていました。
明らかにビタミンAの過剰摂取になる量です。

また、他のマルチビタミン製品では、
ビタミンAや葉酸の含有量が表示ラベルの15〜46%しか含まれていませんでした。

■溶解しない
マルチビタミン製品の中には、溶解しないため、
摂取しても、そのまま排泄される製品がありました。

コンシューマラボ社では、
マルチビタミンは、現代人の貧弱な食生活を補ってくれるものだが、
製品選択を慎重にし、信頼のおける製品を選ぶことが大切だとしています。

 
【コメント】

アメリカのコンシューマラボ社は、サプリメントを市場で調達して、
自社で厳しい品質テストを実施し、その結果を公表している民間の会社です。

情報に客観性を保持するために、
サプリメントの製造メーカーや販売会社から、一切の資金の提供や広告の出稿を受けておらず、
全ては情報提供料にあたる会員からの会費で会社を運営しています。

今回は、アメリカで販売されているマルチビタミン21製品が対象となりました。

驚くべきは、その半数以上が不合格であったこと。

含有量が表示ラベル量に満たない、
溶解しないため、ほとんどが排泄されるというだけでなく、
鉛のような有害な重金属の含有、ビタミンAの過剰摂取になる量の含有等、
摂取することで、身体に有害になる製品があるということは、
改めて、サプリメントという何の規制もない食品を見直す必要があるということです。

サプリメントの製品選択は慎重にすべきです。

今回にテストされた製品は全てアメリカのブランドです。
アメリカのサプリメントは、日本製を大きく上回る品質の製品もあれば、
このようにずさんな製品も多く流通していて、品質のバラツキは相当大きいようです。

アメリカの安価なマルチビタミン製品を飲んでいる方は要注意です。