心斎橋中央クリニック 西川 浩院長が本音で語る“美と健康”
 
 
 
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2007/3/12
 

ココアは善玉コレステロールを増やす

 
■American Journal of Clinical Nutrition  お茶の水女子大学 生活環境研究センター

 

ココアを飲むことで血中の善玉コレステロール値が増えることを、
お茶の水女子大学生活環境研究センターが実施した試験によって明らかになりました。

 

お茶の水女子大学生活環境研究センターの近藤和雄教授らは、
健康な成人男性25名を2つのグループに分けて、
1つのグループには、毎日砂糖入りココアを12週間飲んでもらい、
もう一方のグループにはココアが入っていない砂糖入りの飲み物を飲んでもらいました。

試験の前後に採取した血液と尿を調べたところ、
ココアを飲んだグループのHDL(善玉コレステロール)レベルは24%上昇していたのに対して、
ココアを飲まなかったグループのそれは5%でした。

また、LDL(悪玉コレステロール)については、
ココアを飲んだグループも飲まなかったグループも数値の変動はみられなかったものの、
ココアを飲んだグループの方がLDLの酸化レベルは低かったそうです。

 
【コメント】

ココアの抗酸化作用は、ポリフェノールの働きによるものと考えられるとしています。

近藤教授は、だからといって、ココアばかりを飲むようなことはせずに、
緑茶やみそ汁、赤ワイン等にもポリフェノールが豊富なこと、
野菜や果物等の抗酸化物質はさまざまな食材に豊富ななことから、
バランスのよい食事を心がけることが最も大切なことであると指摘しています。

また、試験に使ったココアは市販のものではなく、
カカオ豆を購入し、研究室で焙煎し、挽いたもので、
ココアパウダーに抗酸化物質が損なわれずに含まれているかを確認したとのこと。