心斎橋中央クリニック 西川 浩院長が本音で語る“美と健康”
 
 
 
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2007/3/14
 

オメガ3脂肪酸は感情や気分の安定にかかわっている可能性

 
■the American Psychosomatic Society 's annual meeting

 

オメガ3脂肪酸の摂取量が多い人ほど、
感情や気分を司る脳の灰白質の大きさが大きいことが明らかになりました。

 

アメリカのピッツバーグ大学の研究チームは、
55人の健康な成人を対象に、
オメガ3脂肪酸の摂取量と脳の灰白質の容量を調べました。

その結果、オメガ3脂肪酸の摂取量と、
気分や感情のコントロールを司るとされている脳の灰白質の容量には、
正比例の関係にあることが確認されました。

うつ病患者や気分の浮き沈みが激しい障害をもつ人は、
脳の灰白質が小さいことから、
オメガ3脂肪酸は、
脳の中の気分や感情のコントロールをする領域の成長に関わっているのではないかとしています。

 
【コメント】

脂肪は脳の構成要素の60%を占めており、
脳を構成する脂肪酸で最も多いのはオメガ3やオメガ6とよばれる、
必須脂肪酸である不飽和脂肪酸です。

ところが、現代の食生活はどちらかというとリノール酸に代表されるオメガ6過多で、
オメガ3が不足気味であるとされています。

これまでの研究ではうつ病患者には灰白質の収縮がみられることが分かっています。

もちろん、灰白質の大きさを決定するのはオメガ3脂肪酸だけではないのでしょうが、
オメガ3脂肪酸を積極的に摂取することは精神の健康には貢献するに違いありません。

オメガ3脂肪酸は、青魚や亜麻仁油、シソ油等に豊富に含まれています。