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肌が乾燥するのはよくない、
シワの原因になったり、皮膚のトラブルの元になる、
とあちらこちらで言われていて、
実際 Web 上で調べてみても、
乾燥肌はよくない、だからスキンケアが必要だ、のオンパレードです。
肌が乾燥するとはどういう状態で、
どうして乾燥するのかについて書かれているものは皆無です。
実は医学書も、この辺りの事はあまり触れていません。
ただこの事から始めないと、何の解決にもならないと思います。
そこで、
角質を形成する細胞間に存在する脂質、皮脂、
尿素やアミノ酸を主体とする保湿因子と呼ばれるもの、
これらが皮膚の乾燥に関与するのですが、
皮膚はその表面を皮脂膜が覆っていて云々、は皆さんもご存知だと思いますので、
その皮脂膜から考える事にします。
・皮脂膜って何?
皮膚からは汗と油と水分が排泄されるのですが、
この油を造っているのが、皮脂腺と呼ばれる分泌腺で、
皮膚の裏側にくっ付くように存在していて、
ここで作られた油脂は、毛穴を通って皮膚表面に出てきます。
この油脂が、汗から分泌された水分と混ざって、
また、皮膚表面に常在する細菌や、
毛孔に存在する分解酵素などの作用で、
脂肪酸などが産出されます。
この脂肪酸やコレステロール類、グリセリンなどが皮脂の正体です。
この皮脂によって皮膚を覆っているので皮脂膜と呼んでいるのですが、
この皮脂膜、一体どんな役目があるのでしょうか。
皮脂膜の働きについては、
外界からの刺激の緩和であったり、
角質の余分な剥落を防いだり、
美容面では潤いや柔軟性(こういうのを艶というのでしょうが)を与えていたり、等ですが、
最も重要なのは、角質層の水分の蒸発を防ぐ、つまり、皮膚の乾燥を防ぐ事です。
肌にとっては、この皮脂膜が、
美容面で(つまり健康面でもある訳ですが)、とても重要なのですが、
肌が乾燥する、とは、この皮脂膜が不足する、壊れる、事にほぼ違いないので、
次回は、その原因について考えみようと思います。 |