皮膚のトラブル、つまり、アレルギーや物理的な刺激による皮膚炎であったり、
肝臓疾患による皮膚症状など、明らかな原因疾患は別にして、
肌が乾燥する、皮脂膜が壊れる、とはどのような場合なのでしょうか。
子供の場合、当然、汗っかきな子もいれば、
乾燥気味の子もいますが、
とりたててそれがトラブルとなるような場合はあまりないようです。
成人女性に聞くと、
大概の方が、「私は乾燥肌なので、あるいは、敏感肌なので」と言われます。
男性の場合、あまりこのような事を言われる方はないようです。
さてどうしてなんでしょうか。
女性の場合、男性に比べて皮脂の分泌が少ない、
加齢とともに皮脂の分泌が減少する、とよく言われています。
女性は、性ホルモンの分泌が低下する(更年期障害がまさにこの場合ですが)と、
確かに肌がかさつく事はあります。
性ホルモンの肌への影響については、
ある程度は判っていて、確かに皮脂の分泌低下による乾燥肌はあり得ます。
それでは 20 代や 30 代の女性の場合はどうなんでしょう。
体内的に乾燥肌を引き起こす、皮脂膜の減少をもたらす原因が、
実はまったく見当たりません。
食生活、あるいは、生活環境にその原因を見出そうとすると、
恐らく男性にも同じ事が言えないといけません。
となると、現在の日本女性の多くが口にする、乾燥肌の原因は、
他のどこかにあるように思えます。
女性のみ、そのほとんどの方がおこなうものは化粧以外になく、
その化粧自体に乾燥肌の原因があるのかも知れません。
まあ、常に顔に何かを塗っていれば、
肌によい事などあろうはずはないのですが、
その原因として何が大きく関与しているのかについて考えてみる必要があるようです。
次回は、その原因として考えられる、合成界面活性剤や高分子ポリマーなどの事を
説明したいと思います。 |