偽装牛肉コロッケ事件は大変な騒動でした。原料に使われたミンチが牛か豚かなんて、消費者は知りようがありませんからね。ところで、ビタミンCのカプセルがとうもろこしの粉末だったらどうでしょう?これも見分けがつかないですね。そして、驚くことなかれ、サプリメントの偽装表示は、決して、珍しいことではないのです。コロッケのようなポピュラーな食品ではないからか、発覚しても、それほど大々的に報道されることがありません。けれども、公正取引委員会や国民生活センターのサイトでは、その都度、公表しています。
どんな偽装表示なのかと言いますと、多いのは、実際の含有量が少ないというものです。ラベルには、500mgと書いてあるのに、中身は200mgしか入ってないといったケースです。単位がミリグラムですからね、外見からは絶対に分からないのが辛いところです。酷いケースでは、大豆イソフラボン25mgの表示にもかかわらず、実際には、0.025mgしか含まれていないといったケース、または、コエンザイムQ10が全く含まれていなかったというようなケースも報告されています。
国民生活センターやアメリカのコンシューマーラボという民間の調査会社が、抜き打ちで、市場から商品を調達して、成分分析を実施することがあるのですが、たいていは、3割、酷い時には、半分くらいの製品で含有量の偽装表示が行われていることが発覚します。相当な割合です。
この含有量の偽装表示なのですが、必ずしも、悪質なものばかりだとは限りません。故意に少ない量しか入れていないケースもあるのですが、カプセルや錠剤にミリグラム単位で充填する技術がないという、なんとも情けないケースもあるのです。食品製造基準の製造ラインで製造した場合は、どうしても誤差が出てくるからです。
このようなサプリメント特有の事情を知っておかないと、よかれと思って摂取しても、本当にところ、それほど摂取できていないなんてことになりかねません。本当にラベル表示通りの量が含まれているのか、もちろん、どんな専門家でも外見からは、とうてい、識別できません。どのようにして見極めるか、2つの指標があります。もちろん、私たちの取り扱い製品の条件としています。
★標準化カプセル製品
1カプセル毎に品質管理がなされたカプセルをのこと。濃度・分量の品質管理がなされたものをいいます。その結果、必要に応じた摂取量の管理が可能となるわけです。特定の成分を抽出したハーブ製品の品質を決定する際の必須の指標です。
★医薬品製造基準(もしくはそれに準ずる基準)
ラベル表示量通りに、製品を製造しよという意思があっても、技術が伴わないと、偽装表示になってしまいかねません。そのためには、食品の製造基準ではなく、充填量の誤差が許されない医薬品製造基準か、それに準ずる技術レベルで製造されていることが必須です。 |