サプリメントを錠剤やカプセル、顆粒などの形態に加工する場合に、飲みやすくしたり、形を保持したりする目的で、賦形剤を使います。乳糖などがよく使われています。原料の種類によっては、使わなくても錠剤や顆粒に加工可能なものもありますので、この賦形剤をどの程度使うかは、製品によって、相当にバラツキがあります。一般には、20〜50パーセント程度使われているといわれています。
さて、この賦形剤、医薬品に使用されている割合はサプリメントの比ではありません。80〜90%、場合によっては、それ以上が賦形剤である医薬品も珍しくありません。なぜなら、医薬品の場合、サプリメントと違って、摂取すべき成分が超微量だからです。それで、作用はサプリメントよりも強力です。要するに、医薬品は賦形剤を使用する必然性が高いわけです。そして、医薬品というのは、サプリメントに比べて、何らかの切羽詰った理由があって、摂取するわけです。
それに対して、サプリメントは、たくさんの量を摂取しますし、主な目的はセルフケアです。ですから、賦形剤を使う必然性は、医薬品に比べれば、相当、低いわけですね。それにもかかわらず、相当の割合を、単に、形をつくるため、飲みやすくするためという理由で、或いは、うがった見方をすれば、原価率を下げるとしか考えられないような目的で、賦形剤を使っているサプリメントが少なくないよう見受けられます。 毎日、口にするものです。たとえ、安全性が確立されている成分を使っていても、人間の長期摂取については、必ずしも、安全性が担保されているわけではありません。やはり、不必要な賦形剤は摂取すべきではありません。ご自分が利用する製品には、どんな添加物が、どのくらいの割合で使用されているのか、知っておくことが大切です。かなりの割合で、不合格になるかもしれませんよ。 |