百貨店やスーパーの生鮮食品売り場では、生産者の顔写真入りの野菜は、多少、割高なのにもかかわらず、売れ行きがよいようです。どこの、誰が、どのように作ったものなのかがはっきりしているだけに、安心なのでしょうね。要するに、出所が分からない、もしくは、あいまになものは、不安だというわけです。
私たちは、サプリメントについても、同じように、出所が不明なものは避けるべきだと思っているんですね。
例えば、美容成分として、最も有名なコラーゲン。お肌を構成している組織に豊富で、年齢とともにどんどん減ってくるものですから、補充する意味は大いにあるにはあるのですが、コラーゲンであれば、何でもいいわけではないんですね。何を原料としているのか、そして、それは、誰が、どこで、どのように生産したものなのか、実は、大問題なんですね。
コラーゲンは、もともと、牛の皮を原料として用いられてきたのですが、例の狂牛病以来、豚や鶏、魚を原料とする製品が増えているようです。ところが、豚の皮を原料としていても、どのように飼育された豚を使っているのか、たとえば、抗生物質や成長ホルモンなどを使っているのか、いないのか、また、魚といっても、いろいろな種類の魚があります。私たちが普段、口にしている魚なのか、熱帯魚のような食習慣のない魚なのか、養殖なのか、天然なのか、養殖であれば、どのように飼育されたものなのか、これくらいの出所が、最低限、明らかなものでないと、決して、安心とは言えない、少なくとも、私たちはそう思っています。
なぜなら、サプリメントは毎日、口にします。ところが、毎日、同じ豚の肉や魚を食べる人は、まずは、いないでしょう。何日かに1回、食べる豚肉でも、国産かどうか、どこでどんなふうに飼育された豚なのかを気にするのに、毎日、口にするコラーゲンの豚の皮については無頓着でいられますか?
原料のコストを抑えるためには、やはり、大量、かつ、効率的に、飼育されたものから、効率的に、抽出したものを使用する必要がありますからね。 |