安全性について、何をどこまで、こだわって、実際の行動に移すのか、これは、もう人それぞれですね。それまで、その人がどんな経験をしてきたかによっても違うでしょうし、ほとんど、価値観の問題であるといってもいいかもしれません。
例えにするには、問題が大き過ぎるような気もしないではありませんが、日本では、輸入牛肉の安全性の問題といえば、狂牛病のことを思い浮かべる方が多いと思いますが、こと、欧米では、牛肉や乳製品の安全性と言えば、成長ホルモン問題なのです。アメリカでは、食肉牛に、その成育を早めたり、肉質をよくするために、天然、合成あわせて6種類のホルモンの使用が認められていて、ほとんどの食肉牛に投与されているのです。
ところが、EU(ヨーロッパ共同体)では、残留ホルモンが、発ガンのリスクを高めるなどの問題があるとして、食肉牛へにすべてのホルモン剤の使用が禁止され、かつ、ホルモン剤を使用した牛肉の輸入も全面的に禁止されているのです。
アメリカは、自国の食肉牛の輸入が禁止されたことに対して、WTOに提訴し、勝訴したにもかかわらず、EUは、依然として、禁輸し続けています。全面的に喧嘩しているわけです。
そんななかで、日本はといいますと、国産の食肉牛にはホルモン剤はほとんど使用していないものの、アメリカの食肉牛はフリー(残留ホルモン検査なしで)、どんどん輸入されているのです。
また、ヨーロッパで禁止されている化学合成された添加物が日本では認められていたり、その逆もあったりします。
また、たとえば、スターバックスコーヒーは、アメリカの会社であるにもかかわらず、2007年1月に、成長ホルモンを用いて育てられた牛からの乳製品の使用を止めることを発表しています。
もちろん、それぞれに、いろいろな事情や都合があって、100%安全性だけで判断しているわけではないのでしょうが、いずれにしても、安全性については、それぞれに基準が違うということです。
大切なことは、まずは、出来る限り、情報を得ること、そして、自分で判断するということではないでしょうか?知らぬが仏なんてことだけは避けたいですよね。
|