今回は、サプリメントの品質というテーマから、やや、はずれてしまうかもしれません。品質というよりも、効果的な使い方に関することです。いくら品質の高いサプリメントでも、使い方を間違えてしまえば、その品質の高さも無意味なものになってしまいますからね。
これまで、ビタミン、ビタミンと言ってきましたが、さて、それでは、そもそもビタミンというのは、何なのか、いった、どんな働きをしているのか、ということです。
実際にところ、改めて、考えてみると、きちんと答えられる方は、そう多くはないように思います。なんとなく、身体によさそう、なんていうイメージしかもっていないのではないでしょうか?
ところで、サプリメントのガイドブックなんかをみてみると、それぞれのサプリメントの作用なり、働きなどが、まるで、見てきたかのごとく、まことしやかに説明されています。たとえば、ビタミンCはコラーゲンの合成にかかわるとか、ビタミンB群は疲労を改善するとか、ですね。
これを読めば、たいていの人は、ビタミンCは、コラーゲンを合成する働きがあると理解してしまいますよね。ですから、特に、女性は、美肌づくりのために、せっせと、ビタミンCを飲むわけですね。
ところが、そんな単純なものではないんですね。おそらく、美肌を期待して、ビタミンCを飲んだほとんどの女性にとって、気のせい以上の美肌効果は得られないはずです。それは、ビタミンCの働きを間違って理解したがために、サプリメントの使い方も間違ったからなんですね。
まずは、大前提として知っておかなければならないこと。それは、ビタミンというのは、補酵素であるということなんです。補酵素?なにそれ?っていう感じでしょうか。
例えば、コラーゲンの合成を例に説明してみます。ビタミンCはコラーゲンの合成にかかわると言われていますが、具体的にどのようにかかわっているのでしょう。
まずは、コラーゲンをつくるときの材料は、アミノ酸です。その際の作り手が、酵素で、作り手が使う道具が、補酵素であるビタミンCなんです。コラーゲンの合成を家を建てることにたとえるならば、柱や瓦がアミノ酸ですね。そして、大工さんが酵素で、のこぎりやかんながビタミンなんです。
いかがですか?これで理解いただけたと思いますが、ビタミンそのものがコラーゲンをつくるわけではないんです。酵素がアミノ酸を材料にコラーゲンをつくるときに、道具として使われるのがビタミンCなんですね。
ですから、大切なことは、ビタミンCだけをせっせと摂っても、さほど、意味がないんですね。材料が十分に揃っていて、腕のよい大工さんがいて、初めて、道具が活かされるわけです。材料が不足していて、大工さんも揃っていないのに、道具だけがたくさん用意されていても、待てど、暮らせど、家は建たないですよね。それが、ビタミンCをせっせと飲んでも、美肌をつくれない理由なのです。
ですから、ビタミンは、一人では何も出来ない奴なんです。大切なのは作業をするチームを組むという発想なのです。ビタミンだけを摂っても何の役にも立たないわけです。これって、サプリメントを効果的に使う最も大切な知識だと思います。
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