自然界ではビタミンだけが丸裸で存在することは有り得ません。ビタミン剤は、ビタミンを丸裸で寄せ集めただけですから偽物なのです。
それに対して、ビタミンがアミノ酸や脂質、炭水化物、その他の無数とも言えるさまざまな栄養成分と有機的に結びついた複合体、すなわち、野菜や果物、穀物に存在する栄養素の塊が本物なわけです。
身体は、決して、バカではありません。 偽物と本物をしっかりと識別する力を備えています。偽物と本物を見分ける関所をもっているのです。
例えば、カナダ国立研究協議会が実施した実験はそのことを証明しています。20〜59歳の健康な男女に天然のビタミンE複合体と合成のビタミンEの中の1種類の単体を与え、血液中やその他の組織のビタミンE値を計ったところ、天然ビタミンE複合体のほうが人工の単体よりも、約2倍も高いことが明らかになっています。これは、肝臓が天然のビタミンE複合体を優先的に体内に取り入れた証拠なわけです。
ビタミンは、決して、それだけが単体で、仕事をするわけではありません。単独ではなく、チームを組んで初めて力を発揮するのです。
ビタミン剤で、ビタミンを丸裸のまま、いくら摂取しても、さほど期待したほどには働いてくれません。イチロー選手がいくら天才的な野球選手でも、彼一人では野球が出来ないのと同じこと。チームになって初めて、彼の能力が発揮されるわけです。
ビタミンも同様に、それぞれのビタミンに相応しいチームを組むことが絶対条件です。それぞれのビタミンに相応しいチームになっているかどうか、これがビタミンのサプリメントの優劣、すわなち、そのサプリメントが体内で仕事をしてくれるかどうかを決定する唯一、最大の条件だと言えます。
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