ビタミンを摂るうえで、単体なのか、いろいろな成分との塊(複合体)なのか、その違いがビタミンの吸収度合いや体内での働く具合を決定するのですが、そのことを飲み物でも証明する研究報告が紹介されています(「ビタミンショック」・社団法人家の光協会版)。
ドイツのアーレンスブルクの食品・環境調査研究所で実施された試験なのですが、ビタミンC水溶液(1リットルあたりアスコルビン酸880mg)とシスタス茶、緑茶の抗酸化能力を測定し、比較しています。抗酸化能力の測定方法は、どれくらいの量のトロロックス(ビタミンE類似体)の抗酸化力に相当するかというトロロックス値によって行っています。
それによりますと、ビタミンC水溶液の抗酸化度は5.6トロロックスだったのに対して、緑茶は8.5トロロックス、シスタス茶は23.5トロロックスだったというのです。
研究者は、この抗酸化力の差は、ビタミンC水溶液には、ビタミンC(アスコルビン酸)だけしか含まれていないのに対して、緑茶やシスタス茶には、ビタミンCだけでなく、ポリフェノールを初めとするさまざまな植物性の成分が豊富に含まれているからだとしています。
清涼飲料水に含まれるビタミンCはアスコルビン酸を添加しているだけです。ですから、いくら健康的なイメージで宣伝して販売されていても、所詮、偽物なわけですから、本物のお茶には到底叶わないわけです。
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