天然100%だから・・・、サプリメントの宣伝文句として、度々、耳にするフレーズです。確かに、私たちは、天然とか、ナチュラルと言われると、それだけで、とっても好印象をもってしまうものですね。それに対して、人工とか、化学合成には、それほどいいイメージを抱きません。
おそらく、天然、ナチュラル=身体によい、身体にやさしい、それに対して、人工、化学合成=身体に悪い、また、天然、ナチュラル=本物、、それに対して、人工、化学合成=偽物、というイメージは、誰にも共通のものかもしれません。
ところがですね。たとえば、日本では有名なあるサプリメントメーカーは、自社のカルシウム製品は100%天然素材を使っているので安心であると盛んに強調しているのですが、原料をみると、牡蠣の殻とか、ドロマイトとあります。ちなみに、ドロマイトとは岩石のことです。
確かに、貝殻も、岩石も、“天然素材”には違いありません。でも、普通は、貝殻や岩石は、“食べない”ですよね。
人間の“食べない”ものなわけですから、天然か、合成かという以前の問題だと思うのです。
サプリメントは、毎日、口にするものです。このように、こと、サプリメントの良し悪しということで言えば、“天然か、合成か”なんて、それほど、重要な視点ではないようですね。
それよりも、“食べるものか、食べないものか”こそが、サプリメントの品質を決定する最重要項目であるはずです。“天然か、合成か”ではなく、“食べるものか、食べないものか”であるべきなんですね。
いくら、天然で、ナチュラルなものであっても、食べないものは、人間の消化器官は、取り入れるべきものとして認識しないわけですから、吸収されたり、活用されるはずがありません。
天然にこだわるのはいいのですが、人間が食べないものまで、サプリメントの原料にするのは考えものではないでしょうか。
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