サプリメントの品質って何? その32

 
032 飽食の時代に
 

飽食の時代と言われて久しくなりました。とにかく、食べ物が溢れているといっても過言ではないことは誰しも感じていることでしょう。

そんな時代に、果たして、栄養素の不足を補う必要なんてあるのでしょうか?そもそも、サプリメントとは、補足という意味ですし、 日本では、昔から、栄養補助食品と呼ばれてきましたから、 もともとは、不足した栄養素を補足するのが、 サプリメントの役割ではありました。

栄養素が不足するなんていうのは、昔の話しであって、 現代の日本の食生活では、必須栄養素が不足して、 例えば、ビタミンCが不足して、壊血病にかかるとか、 ビタミンAが不足して、鳥目になるとか、 もはや、あり得ないわけです。 不足どころか、 どちらかと言えば、過剰を心配しなければならないかも知れないのです。

断食やデトックスが、もてはやされるのもそのためで、現代の健康問題は、“不足”というよりも、 “過剰”とか、“バランスの崩れ”にあるようです。

であるならば、昔ながらの栄養成分補充型のサプリメントの摂取方法は、 全くの間違いであると言えるのではないでしょうか?

単に、サプリメントを飲んで、 なんでも、かんでも、栄養成分を補充しさえすればよいなどという、 そんな単純な問題ではありません。 反対に、さらに、バランスを悪くしかねません。

ですから、まずは、食についての全体のデザインから始めなければなりません。そのベースになるのは、バランスを重視して食べることです。そして、バランスを重視した生活、つまり、仕事と遊び、休息、運動のバランスということになるでしょうか。

サプリメントもあくまでも、バランス重視ですから、何かを突出して摂取するのは逆効果でしょう。それ自体がバランスのとれた複合栄養素であること、そして、反対に、添加物まみれのサプリメントや加工食品もまた、逆効果であることを知っておくべきです。

 

 
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