原材料に、植物ではなく、動物由来の原料を使っているサプリメントの場合は、より慎重な製品選択が求められます。
あくまで、私たちの主観ではありますが、野菜や果物などの植物については、残留農薬などを気にしがちだと思うのですが、動物由来の原料については、驚くほど無頓着なように思えてなりません。動物性原料は、いろいろな意味で、植物性原料よりも、やっかいなところがあります。
そんな動物性原料ですが、チェックすべきは、原料は、何(どんな動物)なのか、そして、それは、、“どこで”、“どのように”、また、“どんな飼料”で、飼育されたものなのか、です。
例えば、美容素材として、コラーゲンが大変な人気ですが、牛や豚の軟骨や筋、鶏のとさかや皮、魚の鱗や皮に豊富です。当然、それらの動物が原料になるわけです。
牛であれば、BSE(狂牛病)の問題があります。そして、最近、畜産や養鶏では、抗生物質を大量投与して、成長を早めることは、効率的な経営のために、普通に行われています。また、どんな環境で飼育されたのかも気になるところではあります。
もしかしたら、魚は牛や豚、鶏なんかに比べれば、きれいなイメージがあるかもしれませんが、養殖でも抗生物質を使うことは当たり前になっています。
また、例えば、DHAなんかの魚油ですが、オメガ3脂肪酸がさまざまな効能からとても注目されています。このDHAやEPAについても、どこで水揚げされた、どんなさ魚の油なのかのチェックは必須です。
なぜなら、いまや、北極海の魚でも水銀に汚染されていることが報告されています。 金属や環境ホルモン等、脂溶性の有害物質については蓄積されますから、やっかいです。
これらの観点から考えると、植物よりもやっかいな原料と言えるかもしれません。
それにもかかわらず、流通している動物性原料を使ったサプリメントには、製品の安全性や品質を大きく左右するような最低限の情報を開示しているものが、それほど多くありません。
おそらく、食習慣のある動物や魚なので、どこかで安心しているのかもしれません。ところが、動物のある部位を抽出しているものを、毎日、摂取するわけですから、同じ牛や豚、鶏、魚でも、たまにしか口にしない食べ物としての肉や魚とは、明確に区別してみるべきです。
動物性原料は要注意、です。
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